ジジババ連れの伊勢ｰ熊野珍道中、はよう、ついてこんかい！

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のぞみのシートは硬いですからね、
かといってグリーンに乗る必要もないかと・・・。
さくらの指定席は、シートもいいし、4列なので広々です。
ジジババのため、さくらを選択しました。

新大阪－メトロ新大阪乗り換え
事前にチャージ済みのＩＣカードをジジババに渡します。
” ゆっくり行くけど、はよついておいでよ！ ”
意味不明な励ましを送りつつ、ミッション１をクリアします。

人の込み具合が心配でしたが、
１５分間ジジババは座ることができたのでよかったです。

なんば駅構内の近鉄線乗り換え　初めてなので少し迷いました。
すぐに人に聞いて軌道修正です。
この間で、身障者割引の乗車券を窓口購入、弁当購入。
最大難所とみていましたが、無事クリアです。

しまかぜの６人用サロンシートを予約、
ここからが旅の始まりって感じです。
徐々に時間の流れがゆっくりと感じてきます。

ルーミーを借りる手続き、その後外宮を目指します。

本当は二見興玉神社で身を清めて、外宮、内宮とお参りすのが良いそうですが、都合上、外宮へ先にお参りします。
内宮へは明日の早朝参りにすることにしました。
あいにくの雨でした。
滞在は４５分、ババの足でゆっくり散策してもこのくらいの滞在でした。
外宮では、罰当たりな失念の話で盛り上がりました。
（もうしっかり立ち直っています）

お伊勢参り（外宮編） - 罰当たりな失念 -

お伊勢参りに行ってきました。神聖、荘厳まさに言葉ぴったりな場所で洗い清められ、日々のお礼とさらなる・・・、はずが・・・、...

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本当はこの後、天の岩戸へ行く予定でしたが、ナビ設定がうまくいかず少し迷ったのと、車内でのジジの一言、「天の岩戸の舞台は宮崎では？」　で、
中止することにしました。（ジジはよく本を読んでいます）

「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊をかけねば片参り」
こんな文言見つけたら「いかねば」って、思いますよね。
伊勢スカイライン料金所では、
「霧がかかって何も見えませんよ、どうします？」
って言われても、「いきません」の選択肢はありません。

視界１０ｍくらいのワイディングロードの頂上にいきました。
もちろん、何も見えません、これは自己責任です。
通行料金が無駄になったと思ってはいけません。

※伊勢スカイラインは通行割引券をプリントアウトして料金所で渡すと
　１，２７０円⇒１，０２０円となり２５０円も割引されます。
　調べていたので良かったですけど、
　ちょっと、不公平なシステムじゃないのかなあ・・・っと、感じます。

雨が強くなってきました、予定より３０分早く宿入りです。
これからの時間はゆったりです。

部屋もいいし、設備もきれいだし、伊勢エビ海鮮堪能しました。
ジジババ誕生月も祝っていただけました。
大石屋さん本当にありがとうございました。

宿から徒歩３分の二見興玉神社
こちらで身を清めて、外宮、内宮とお参りするのが順序のようです。
外宮には昨日参拝しましたので旅程上、ごめんなさいします。
こちらに参って、内宮へ、
朝食前の早朝参拝です。

気になる木との再会です。

お伊勢参り（内宮編） - 気になる気（木） -

前回の罰当たりな失念で私の意識レベルは深い沼へ・・・、何とか這い上がって、気持ちを切り替え、いざ、内宮へ！いざ、内宮へ外...

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ですが、前の不思議な感覚はありませんでした。
何だったんでしょうか・・・。

あいにくの雨でしたが、それでもここはいいです。
心が洗い清められる感覚です。
ジジも、ババも、喜んでくれました。

伊勢自動車道はとても走りやすかったですね。
紀勢自動車道は一直線平坦な道ですが、対面なので少し疲れます。
休憩を始神（はじかみ）テラスでとりました。
道中ここしか主だった休憩場所はないようなので、
ここでの休憩は必須とした方が良いでしょう。

熊野市に入った国道４２号、突然広がる七里御浜（しちりみはま）。
22km続くこの浜は、砂礫海岸としては日本一だそうです。
思わず車を止めてパシャリです。
ロングドライブミッション、クリアです。

ジジの目的熊野那智大社に到着です。
一番上の駐車場に止めることがここでのミッション。
８００円の駐車料金は必要ですが、割高なんて気にしません。
車が少なくてよかった、これでババの足への負担はかなり軽減できます。
ここのミッションクリアはババの足負担の最大ポイントでした。

那智大社本宮参拝の後、那智の滝を間近に望む飛瀧神社へ移動します。
ジジは歩くといって別行動、ババは車に乗車です。
ここでも近くの駐車場に止めれてよかったです。

ジジババ頑張る様子の左端、ふと、気づくものがありました。読めば、フム、フム。２回ほど撫でて帰りました。なんとこれが境内最大のパワースポットだったとは⁉

事前によく調べたつもりでしたが、まったくのノーマークでした。

さて、これでジジババの願いは叶ったことになります。
ババの足も大丈夫そうです。
ジジは那智本宮大社から歩くといって下ってきたのがたたったようで、
ちょっとよろつき気味です。
飛瀧神社前の食堂で昼食休憩しました。

名物といわれるめはり寿司、
高菜の浅漬けの葉でくるんだ弁当用のおにぎりだそうです。熊野の郷土料理とのこと。
そばとおいしくいただきました。

那智大社から約23km、35分くらいかかりました。
お参りが目的のドライブみたいなもんです。

梛の御神木は推定樹齢１０００年
平清盛嫡男重盛の手植え、重盛は熊野三山造営奉行を務めていたそうです。

速玉大社からは約35km、途中この旅初めてのコーヒータイム。
道の駅瀞峡（どろきょう）街道熊野川の喫茶店裏は良い風景でした。

本宮大社到着は1440、鳥居の奥の階段を見てババは心が折れたようです。
ジジはせっかくだから行ってみようと、早々に階段を上っていきます。
思案していたら本殿まで行ける駐車場を発見、小道を昇って駐車できました。
身障者駐車カードを提示しておきます。

本殿でジジと合流、さすがに疲労の色が見えます。多分失敗したと思っているはずです。

さて、何とか熊野三山お参りすることができました。
ババの足も何とか持ちました。
少しだけ自然界の磁場がペースメーカーに及ぼす影響を心配ではありましたが、取り越し苦労だったようです。

さあ、あとは宿でゆっくりします。

宿へは、来た道をひき返せとナビ君が言っています。
これじゃ面白くないとわたしの心が叫んでいます。
走行距離と到着時間からしても、わたしの方が正しいと思うのです。
ナビ君に逆らいます。
本来であれば、ナビ君が出したかった結果が多分これ！

事実は不明ですが、この時ナビ情報では×付近が通行止めだったようなのです。
さらにナビ君と交渉します。
そして、わたしが出した結果がこれ！

丸赤印のルートで行けるじゃん、近いじゃん、

これが間違いでした。
車幅スレスレの恐ろしく険しい山道、離合なんてするところありません。
この間１４km、ナビ予測では25分、いけると思ったんです。
結果、体感的には１時間くらいの緊張の連続でした。
一度だけ山師であろう対向車とすれ違いましたが、
どこの車が迷い込んだかと、２度見振り返ってこちらを見ていました。
この道は旅の一般車が使用する道ではありません。
ジジババも少し不安そうでした、この旅最大の反省点です。

結局、途中休憩一回をはさみ約２時間２０分、５０kmの宿への道のりでした。
２日目の宿は「世界遺産リゾート 熊野倶楽部」
露天風呂付ロイヤルスイート「満月庵」に泊まりました。
期待を裏切らない、期待通りのゆったりとした時間が流れます。
ジジババも感激していましたね、こちらもちょっとうれしいです。
熊野倶楽部、また来たい最高のお宿でした。

日常とかけ離れた時間はアッという間です。
お土産をしっかり買い込んで熊野倶楽部を後にします。
３日目は熊野市の世界遺産の奇岩などをめぐって帰る予定でしたが、
昨夜の作戦会議上、霧で何も見えなかった朝熊山に再度行ってみることになりました。

ここでひねりはいりませんね、来た道を引き返します。

伊勢神宮の鬼門を守る寺として、神宮の奥之院ともいわれるお寺、
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」
この文言が気になって、お参りしました。

詣でのおかげでしょうか、ババは結構しっかり歩けています。

快晴ではありませんでしたが、よい眺めを堪能です。

何とか安全に旅が終了しそうです。
あとは公共交通機関で帰路につきます。
最後のミッションは、
近鉄大阪難波ー新幹線新大阪の乗り継ぎです。