№03(220529)
旬のキスを泳がせて、だめもとで底をズルズルと、
やってやったぞ!ヒラメが釣れた!
納得サイズの63センチ
タモに入れた瞬間に
思わず出たガッツポーズ!
確かにその通り・・・(喜び勇むと結果がよくない)
本当はこの日は釣行に行くつもりはなかったのです。
急に天気が良い方に変わって、どちらかといえば、あまり乗り気ではなかったかなあ・・・。
でも、出漁のチャンスです、出ることにしました。
前日、準備をしているわたしの背後から、
いつものように、いらぬ一言をワイフが浴びせてきます。
殺気消していくんよ!
殺気出したら釣れんのじゃけえ!
疲れんうちに、はよ帰ってきんさい!
どちらかといえば乗り気でなかった今回の釣行、
結果、ワイフの言うとおりになったことが、これまた腹立たしい・・・。
なんだか、ニュートラルな気分で朝3時に家を出ました。
アジ不発、いやな予感・・・
夜明け前からのほんの一時、アジのゴールデンタイム、
釣れる時にはバカスカ釣れる。 釣れないときには全く釣れない。
当たり前の話。
今日は釣れない日・・・、いやあ~な予感がただよった・・・。
いやあ~な予感は想定済で、早々にアジは切り上げ場所移動。
キスを狙います。
移動中、朝日が昇る瞬間、天照大神に思わず手を合わせます。
例年で言えば、キスのシーズンは始まっています。
この季節のキスのてんぷらは我が家の風物詩です。
さあ、気持ちを切り替えてキス、ゲットだ!
キズゲット!
キスの引きは、小気味良く、最初のあたりの強い引きが特徴です。
楽しいのは、楽しいです、おいしい魚ですし・・・。
ただ、重量感がないので、釣り上げた時の感極まる感動は得られません。
贅沢ですね・・・。
キャストを繰り返します。
シーズンインのキスは入れ食いケースが多いのですが、
今回はそこまでではなかったです、まあまあの釣果。
一番大きなもので24センチ、数は21匹いました。
特大サイズがたまに釣れます。
30センチはまだ見たことがありません。
いつかつれたらいいなあ、っと、思います。
大物の予感!
キス釣りを始めて1時間ぐらいたったでしょうか。
キスをかけて巻き上げていると、いきなりガツンと強い引き。
ラインがガンガン出ていきます。
水面まで上がってきました。
マゴチです、60センチぐらいあります。
タモに手をかけた瞬間、バレました。
でも、このバラシはOKです。
針はキスには掛かっていますが、マゴチには掛かっていませんから。
よほど運が良くないと取れません。
大物がいるのがわかりました、すぐに泳がせ仕掛けを作ります。
手ごろなサイズの釣りたてのキスを餌として泳がせます。
さあ、どんなヤツが掛かるか?
面白くなってきたぞ!
やってやったぞ!63センチのヒラメが釣れた!ボウズ脱出!
昨年から続く痛恨のバラシ。
そして、今シーズンの連敗ボウズ。
何とか潮目を変えるために、頑張ります。
実はこのヒラメが釣れるまでに、心が折れそうになっていました。
1メートル級のハモを掛けました。
ちょっとたじろぎ、考えましたが持って帰ろうと決意して、
タモを手にした瞬間のバラシ。これがこの日のバラシ1回目。
2回目は、すっごい重量感、姿は見ていません。
針の上から切られました。
多分、70センチ級のヒラメでしょう。
そして、3度目の正直、釣り上げたのがこのヒラメ ↓
タモ入れの瞬間、思わずガッツポーズです。
これです、これこれ!
やっと釣れました!
脳天締め、血抜き、神経抜きして、完璧な処置で持って帰ります。
母なる海に感謝です。
やっと、胸張って家に帰れます。
こういう時は浜に帰っての片付けも動きが軽いです。
今年から、ボートを洗って乾かす時間に浜のゴミ拾いをしています。
SDGsです。
できることを持続可能な限りやります。
ただいま~、
やったぞ!
へえ~、すごいじゃん!
え! それだけ?
釣れたら、釣れたで、連絡ぐらいしんさいや!
ご飯の支度があるじゃろ!
広島弁が心をえぐってきます。
魚のシゴするのはいつも俺じゃんよ! っと、思いながら、
「すいません」と謝ります。
これが円満の秘訣です。
ここで戦いを挑んではいけません。
さて、次回の釣行が楽しみです。
しばらくはキス&ヒラメ・マゴチ狙いでいけそうです。
母なる海に感謝です。
なんまんだぶ、なんまんだぶ、
では、また!
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