酉年の習性なのか?-落花生への執着

166日かけて育てた落花生
やっと食べられると思いきや、
口に入るまでの手間暇に唖然・・・
これは53歳 酉年の習性&執着だな・・・

落花生の手間暇その後

10月16日に収穫を終えた落花生、自宅に持ち帰り乾燥中です。

WEB先生によると、収穫後洗わずに1週間天日干し乾燥、その後洗って泥を落とし、さらにネットなどに入れて吊して乾燥と書いてあります。
収穫後1週間から2週間ぐらいの乾燥の後に、振ってみて「カラ、カラ」と音が聞こえるようになると、煎って食べられるそうです。
なんとも、気の長い話です。

やっと食べられると思いきや

収穫直後に茹でて食べることもできるとの事、やってみましたが、いまいち、ピンときません。
美味しくはありましたが、落花生特有の「カリ、コリ」の食感がなくて、我が家では不評でした。

1週間後、振ってみると「カラ、カラ」っと、いうので、マニュアル通り、弱火で10分煎ってみる。
それでも、いまいち「カリッ!、コリッ!」感が出ない。

次に少しだけ中弱火程度に火力を上げて8分、これは見事に焦がしてしまいました。

ワイフ
ワイフ

なんか、コツかいるみたいやねえ・・・

なんでかなあ・・・

WEB先生方は一様に弱火で・・・、っとありますが、8分~30分とかなり幅の広いアドバイスです。

ですが、なんとなくコツがわかってきました。

煎る工程の「パチ、パチ」音、
冷める過程の「プチ、プチ」音、

これが大事なのだ!

庭では、「カリッ!、コリッ!」感を求めじっくり乾燥が続いていて、食べる分だけ減っていきます。

よし!量産に入ろう!・・・ここでも手間暇

なんとなくコツがつかめたような気がしたので、量産に入ります。

殻をむく工程、少しやっただけでもう右手がきついです。

握力が・・・。

手伝うね!        
     ・・・

        ムリ!

殻むきは結構大変でしたが、割れるツボがあるのでやればやるほど慣れていきます。
それでも、「ここでも手間暇かかるなあー」、っと、思いながらやります。

さて、煎る工程

このぐらいの量で20分かけました。
とろ火~9までの10段階あるIHで、5の中火でフライパンを熱し、3の弱火にして、豆投入、へらなどで混ぜながら12分位煎ると
「パチ、パチ」っと、おいしそうな音と、香ばしいにおいがしてきます。
ここから、慎重に火力を調整しながら8分ぐらいかな・・・、ここは感覚です。

そして、新聞紙などの上に広げて冷まします。

しずかーーー、にしてください。

冷める過程で「プチ、プチ」っと、音がします。
多分、豆と皮がはがれる音だと思います。

「プチ、プチ、プチ」

なんだか、かわいくて、いい音がします。

酉年の習性か・・・

166日かけて育てた落花生、やっと食べられると思いきや、
その収穫の手間に呆然とし、
乾燥の手間に唖然とし、
やっと、煎るコツを覚えるところまで来るのだが、
よく冷ました方が「カリッ!、コリッ!」感が出ることに気づき、
また更に冷める工程で一呼吸置き、
やっとありついた、至福のひと時、
長かったなあ・・・。
(長すぎてビール&つまみの落花生写真を撮るのを忘れました)

酉年だけに豆好きは認めるけど
来年は、もう、落花生はいいかな・・・

ワイフ
ワイフ

何を言っとるん!
こんなおいしいもん、作らん手はないじゃろ!
頑張りんさい! 手伝うけ!

(あなたは一粒の殻も割ってないでしょうが・・・!)

ワイフも同じ年、酉年です。

「酉年の者は豆好き」 

って、聞いたことありますか?

おしまい

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