【神経締めエアー】釣師必携_エアーで魚の神経を瞬時に締める!

神経締めエアー
美味しく魚を食べたい釣師
美味しく魚を食べたい釣師

よーし! いい魚が釣れたぞ~!
 美味しくいただくためにさっそく締めよう!

あれれ、
神経締め、これでちゃんとできているのかなあ・・・

こういう方に向けて書いた記事です。

釣師だからできる、美味しく魚をいただくため 「魚を締める」

このポイントは3つ

「魚を締める」_手順

① 脳天締め_魚の動きを止める、早く往生させてやる
② 血抜き(えら切り)_身に血が回るのを防いで、生臭さを消す
③ 神経締め_脳天締め後も活動している筋肉(身)に血が回るのを防ぐ

今回は、神経締めに特化してその便利グッズをご紹介します。

圧縮エアーの噴射で神経を瞬時に押し出す面白い方法だよ
白い神経がきれいに飛び出れば、
「締まった!~」という感じで、
少しだけ満足感が持てます

この記事は

  • 神経締めに挑戦しようとしている人に向けて
  • 神経締めがうまくできたか不安な人に向けて
  • 楽しく釣りを楽しみたい人に向けて
  • せっかく釣った魚を美味しく味わいたい人に向けて

書いた記事です。

この記事で分かること

✅ 魚の神経締めをエアーで行う【神経締めエアー】とは
✅ 【神経締めエアー】の使用方法と注意点
✅ 自作できる【神経締めエアー】の作り方
✅ コスパが悪いと理解した方向けの【神経締めエアー】入手方法

この記事を書いたのは

50歳という年齢を契機に人生というものに真剣に向き合ったサラリーマン
残りの人生に焦りを感じ、朝3時に起きる生活を始めました。
家庭と釣りと農作業をこよなく愛し、今の生活、旬の恵みに感謝しながら頭の中は常にマネーを考えています。

【今の生活を大切に楽しみながら、悠々自適な生活を目指して、今やるべきこと】を、
考え実行することが人生のテーマ、少しずつでも小さな一歩を踏み出して、
【健康で豊かな人生設計】をここから考えていきたい。
老若男女問わず、価値観を共有できる友人募集中。

おいしく魚をいただくため、
釣りたての魚をキチンと処理するのは大切です!
基本は
脳天締め、血抜き、神経締め

脳天締め、血抜き、そして神経締めが見事に決まった63センチのヒラメ
(脳天から神経が飛び出ています)

締めるって何? 神経締めって何? っと、思われた方は前回記事もご覧ください。

【神経締めエアー】とは

神経締めは魚の背骨である脊髄の神経管にワイヤーなどを差し込み、「ゴシ、ゴシ」とワイヤ―をしごいて魚の神経を破壊する方法が一般的です。

【神経締めエアー】はワイヤーの代わりに圧縮空気の噴射で一気に神経そのものを押し出し、破壊する方法です。

こんなものです。↓

神経締めエアー
神経締めエアー 2号機

 ①CO2カートリッジボンベと ②調整アダプターの本来の使用用途は自転車のエアー充填です。
これに ④ニードルロケットダスターを接続して、 ⑤針ノズルを取り付け完成です。

1号機は ④の代わりにガンタイプのものを作って、使い倒しました。

これは2号機になるのですが、1号機、2号機ともに ③の接続金物が②調整アダプター側のネジ径に合わず、②側を機械加工して接続していました。

ですが、ネジ径が合う異径ニップルを市販品で見つけましたので、簡単に自作できます。
わたしの中ではこれが3号機です。

この3号機を【神経締めエアー】と呼び、作り方を後項でご紹介します。

【神経締めエアー】の使用方法と注意点 

魚の尾を切って、神経管にノズルを差し込み、エアーを噴射して神経を押し出すのが、神経締めエアーの使用用途です。

ヒラメ
ヒラメの脳天から神経が飛び出ています ⇒ 瞬時に神経締めが完了しています

63cmのヒラメ、
脳天締め、えら切り血抜きした後、写真では見えませんが裏側から尾を切っています。

活魚の締め方
活魚の締め方

尾の背骨切断面の脊髄神経管③に【神経締めエアー】の針ノズルを挿入しエアーを噴射、見事決まれば、脳天から神経が飛び出てきます。
一発で、瞬時に、神経締めが決まります。

神経締めエアー
神経締めエアー

使用方法は具体的に、

  1. ②調整アダプターの赤いバルブを開放、その後閉める。(この時、バルブ開放した時点で⑤ロケットダスターまで内圧が発生します。この内圧だけで十分なので、すぐにバルブは閉めます。)
  2. 魚の尾の切断面から脊髄神経管にノズルを差し込む
  3. ⑤ロケットダスターボタンを押す(内圧のため少し硬いです)
  4. ⑤針ノズルからエアーが噴射され神経が破壊される。(脳と脊髄神経管はつながっているので、脳天締が正しく行われていれば、脳天から神経そのものがきれいに飛び出ます)
    (青物をはじめ大物は、しっかりと押さえておかないと飛び跳ねることがあります)
  5. 神経締め完了
注意事項
  1. CO2カートリッジボンベには高圧気体が充填されています。ボンベ装着の際は調整アダプタバルブ閉鎖確認後慎重に行い、確実に締めこんでエアー漏れのないことを確認してください。
  2. 噴射時にはノズルからエアーが瞬時の噴射されますので、噴射先周辺の安全確認、配慮が必要です。(っと、いっても、” ブシュッ! ” っと、エアーが噴き出す程度です)

  3. 使用の際、魚の脳天から神経と共にエアーが噴射され飛び散りますので、タオルなどをかけて、飛散防止の処置が必要です。(周りが汚れるためです)

  4. エアーを連続噴出した場合、気化熱によりボンベが急冷却され凍着現象の危険があります(氷点下に金属を素手で触るとくっつく現象)。無駄な消費を避けるためにも、連続噴射の使用はしないでください。

  5. 密室での連続噴射は厳禁です

新品のボンベを装着し、何回噴射できるか試したところ50回後半ごろから噴射力が弱まり、使用可能回数といえば60回といったところでしょうか。

弱いながらも、70回くらいまで噴射はできました。

【神経締めエアー】の作り方 

まずは材料調達です。
エアー用のシールテープも必要です(ホームセンターなどに売っています)。
①のボンベはこれ↓

【神経締めエアー】の写真で使われているものはモノタロウで調達したものです。
ネジ仕様が合えば使えます。

②のバルブはこれ↓

長らく見つけきれなかった③の接続金物はこれ↓

そして④はこれ↓

⑤はこれ↓

接続手順は↓ 

  1. ①と②の接続
    • ①のボンベのネジと向かい合って時計回しにシールテープを2回ほど巻きます。(あまり厚く巻かない方が良いです)
    • ②の赤いバルブが閉まってあるのを確認して、プライヤー・ペンチなどを使用してしっかりとねじ込みます。
  2. ②③④⑤の接続
    • 各接続面にはゴムパッキンがついていますので本来シールテープは不要なのですが、念のため2回ほど薄くシールテープを巻いた方が良いと思います。

これで、完成!

なのですが、標準の針ノズル径は1.3mm、
もっと、径の細いもの、太いものに対応するためにはオプションとして↓のようなものがあります。

⑤のロケットダスターの押しボタンは、内圧が発生した時少し硬くなります。オプションで↓のガンタイプのような仕様にもできます。

【神経締めエアー】の入手方法 

この【神経締めエアー】を自作すると、最安値の材料合計だけで、5千円位かかってしまいます。

それに各部品の送料合計が2千円~3千円を加えると、総合計7千円~8千円。

  • 最安値選定の手間
  • 各部品手配調達の手間
  • 組み立ての手間

ああー、めんどくさい!

っと、思われる方はメルカリで¥6,800-で販売してますので、

よかったら検討してみてください。

「神経締めエアー」␣「メルカリ」 で検索

あとは釣るだけ・・・

この【神経締めエアー】を使えば一発で、一瞬で、神経締めが決まります。

きれいに神経が飛び出せば、完璧に神経締めが出来たことが見た目でわかります。

きれいな魚体です

魚は生き物ですが、食する獲物です。
ちゃんと、感謝して、命をいただきます。

完璧な処理をして持ち帰り、いただく釣物の刺身はやはり格別なものです。

釣師にしか味わえないものですね。

美味しく魚を食べたい釣師
美味しく魚を食べたい釣師

さーて、
あとは釣るだけだー!

実はこれが一番難しい・・・!

エアーで瞬時に神経締めを行う小道具
名付けて
【神経締めエアー】
便利ですよ!

おしまい

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