ふと、我に返って気付いてしまった
ふるさと納税の使い道
「ウナギやカニの高級食材消費で満足」
これは悠々自適ロードに乗っていない!
違う、違う、そうじゃない!
ふるさと納税とお金の価値
ふるさと納税を始めて5年くらいになるのかな、
本当にこの仕組みは不思議だ、
そして、お得感が半端ない。
確かに手持ちの現金は減る、
でもそれが実質2,000円の出費で済む事の確認が出来さえすれば、
これほどお得な買い物はない。
ふるさと納税額の3割(基本還元率)の額を、
国からもらえる、っと、解釈しても問題ない。
菅義偉という人はすごいなあ・・・、と思う。
そこで気をよくした5年前、
普段では躊躇するであろう高級食材の返礼品を次々に受け取っていた。
ウナギ、カニ、伊勢エビ、桃、シャインマスカット・・・。
これらが2,000円で手に入る・・・、大満足!
ちょっと、待てよ・・・、
いや、
違う、そうじゃない!
鈴木雅之さんのメロディーが降りてきた。
違う、違う ♪ そうじゃ、そうじゃ、な、い ♬
チャンスは 逃せないー ♬ お金は 渡せないー ♬
お金の価値の間違いに気づく
高級食材消費に猛省
例えば10万円のふるさと納税額が最適解とする場合、
負担は2千円で、実質9万8千円分が所得税還付と住民税減税で戻ってくる。
返礼品の還元率は約3割となっているので、こう考えてみる。
10万円のふるさと納税、返礼品は伊勢エビ
この時一般的な還元率約3割を根拠に伊勢エビの一般市場価格を3万3千円と仮定してみる。
この場合
生活費より実質2千円が消費(10万(寄付)-9万8千円(還付減税))され、
3万3千円分の市場価値の伊勢エビを受け取る。
2千円で3万3千円の買い物ができるということになる。
確かに、ものすごいお得感ではある。
だが、悠々自適ロードのゴールを目指すオオバンにとって、
この行いは最適解か?
自問自答してみる。
違うな!
そして、また鈴木雅之さんのメロディーが降りてくる。
違う、違う ♪ そうじゃ、そうじゃ、な、い ♬
チャンスは 逃せないー ♬ お金は 渡せないー ♬
これは、猛省せねば、ならんな!?
ふるさと納税を悠々自適ロードに乗っける
ガッチリ 財布をクランプしたその先に、
悠々自適のゴールがあると信じてみる。
今の生活を楽しみながら・・・。
ではあるが、今までのふるさと納税の使い方は間違っていた。
これは確信できる。
最適解はこうだ。
3万3千円分の 生活必需品 に使う。
そうすれば、どうなるか。
生活必需品だから、元々必ず必要で、必ず消費される、
生活費予算に組み込まれた逃げていくキャシュ、
キャッシュアウト
これをふるさと納税に使うことによって、
キャッシュアウトされたものが戻ってくる、
キャシュイン
具体的には財布の紙幣が出入りするわけではないので、わかりにくくはある。
が、
3万1千円分のキャッシュフロー(自由に使えるお金)が増えるということにはなる。
これはすごいことだ!!
考え方のまとめ
ふるさと納税の使い道、考え方をまとめてみる。
10万円という額が、ふるさと納税の最適解である場合
返礼品を生活必需品にすると
約3万3千円分の生活必需品を受け取ることが出来
確定申告をすることで
10万-2千=9万8千円分の所得税還付と住民税減税が受けられ
実質2千円で、3万3千円分の買い物ができたということになり
その買い物は生活必需品、元々出ていくお金だったということは
3万3千-2千=3万1千円 が手元に残ったということになり
好きに使えるお金が
3万1千円 増えた
ということになる。
おおー、これはすごい!
投資にまわそう!
これで悠々自適ロードに乗ったぞ!
でもやっぱりウナギだけは・・・
ふるさと納税を始めて5年、
ウナギだけは毎年欠かさず受け取っていた。
やっぱり、ウナギだけは捨てがたい・・・、
生活必需品とのバランスはワイフと相談だなあぁ、
おそらく却下は間違いない。
当然でしょ!
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