公的年金を確認したサラリーマン
こんな金額じゃ-、悠々自適な生活なんて程遠いなあ-
自分年金って、どうすればいいんだろ・・・?
これ、10年前のわたしです。
ぼんやりと老後の悠々自適生活を夢見ながら日々を過ごしていました。
夢見てるだけで、何も行動を起こさなかった10年前、
- そんな10年前のわたしに向けて
- 今を頑張っている給与所得者に向けて
- 悠々自適な生活を目指す、すべての方に向けて
書いた記事です。
わたしは3年前、iDeco(個人型確定拠出年金)に加入しました。
ああ・・・、
3年前に加入してて本当に良かった・・・。
と、思っており、
ああ・・・、
もっと早く、加入しておけばよかった・・・
っと、つくづく思っています。
この記事で分かること
- ✅ 老後に備えてiDecoは必須、運用中のわたしの生の感想
- ✅ 節税しながら貯蓄ができる夢の制度の有効性
- ✅ メリットだけでないデメリットとリスクの理解
- ✅ おすすめのやり方、やらないほうがいいやり方
この記事を書いたのは
50歳という年齢を契機に人生というものに真剣に向き合ったサラリーマン。
残りの人生に焦りを感じ、朝3時に起きる生活を始めました。
家庭と釣りと農作業をこよなく愛し、今の生活、旬の恵みに感謝しながら頭の中は常にマネーを考えています。
【今の生活を大切に楽しみながら、悠々自適な生活を目指して、今やるべきこと】を、
考え実行することが人生のテーマ、少しずつでも小さな一歩を踏み出して、
【健康で豊かな人生設計】をここから考えていきたい。
老若男女問わず、価値観を共有できる友人募集中。
!
この記事は、iDeco運用に関する感想をとりまとめたものです。概要、方法、注意点等の内容を含みますが、筆者の一意見としてご理解ください。
iDecoに関する詳しい内容は iDeco公式サイト でご確認ください。
iDecoで運用中、3年目わたしの生の感想
もう一度、
ああ・・・、
3年前に加入してて本当に良かった・・・。
っと、思っているのは資産形成に有効だから!
この一言に尽きます。
3年目の効果
拠出金(払込額) 23,000×38カ月=874,000円
現時点での評価額 ⇒ 924,000円
損益額 ⇒ プラス 50,000円
運用収益率 ⇒ 5.72%(5万/87.4万)
途中スイッチング(預け替え)していますが、今の主たる運用商品
・ニッセイ日経平均インデックスファンド
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3年間の節税効果(わたしの場合)
累計額 ⇒ 所得税▲110,400 住民税▲82,800
3年間の合計減税額 ⇒▲193,200
38ヶ月目にして運用収益率5.72%というのは、積み立て複利運用で4%前後の成績です。
堅実ファンドを選んだつもりなので、まったく問題ありません。
これだけでもありがたい話なのですが、
それよりも、3年間の減税効果 ▲193,200
これが大きい。
イデコ運用の恩恵はここにあると思っています。
節税しながら貯蓄ができる夢の制度の有効性
イデコにかけたお金は60歳になるまで引き出すことはできません、なので最初は不安でした。
ですが、節税できるとあらば話は別です。
iDeco節税の例_課税所得税率5%の方
拠出する掛金23,000/月×12ヶ月⇒276,000/年の場合
276,000×所得税率5% = ▲13,800
276,000×住民税率10% = ▲27,600
合計 ▲41,400 の 節税効果
これを10年続けたら・・・ ▲414,000
iDeco節税の例_課税所得税率10%の方
拠出する掛金23,000/月×12ヶ月⇒276,000/年の場合
276,000×所得税率10% = ▲27,600
276,000×住民税率10% = ▲27,600
合計 ▲55,200 の 節税効果
これを10年続けたら・・・ ▲552,000
iDeco節税の例_課税所得税率20%の方
拠出する掛金23,000/月×12ヶ月⇒276,000/年の場合
276,000×所得税率20% = ▲55,200
276,000×住民税率10% = ▲27,600
合計 ▲82,800 の 節税効果
これを10年続けたら・・・ ▲828,000
節税によって、持ち金が増えるということなんです。
と、並行して拠出金による運用ができるんですから、
これって、凄いことですよね。
やらない手はありません。
メリット、デメリット、リスクの理解
すごい制度なんですがケースによってはデメリットも存在します。
概要を含めザクっと以下に
iDecoのメリット
- 自分で拠出する掛金額を設定(上限あり)積み立てできる
- 自分で金融商品を運用できる
- 節税効果が高い(所得税を払っていない方は除く)
- 運用益が非課税
- 60歳以降受け取り時に大きな控除が受けられる
- 年金受取 ⇒「公的年金等控除」
- 一時金受取⇒「退職所得控除」
- 年金と一時金の併用
- ※受け取り方には戦略、検討が必要
- 転職などの際、他の年金制度に持ち運びできる(ポータビリティ)
iDecoのデメリット
- 拠出する掛金額には上限ある
- 金融商品に損失が生じた場合は自己責任
- 60歳まで引き出しできない(60歳まで拠出金が拘束される)
- 途中解約できない(掛金停止は可能)
- 確定申告等手続きをキチンとする必要あり
リスク_注意事項
- 60歳まで資金が拘束
早く始める(30代以前)リスクと遅く始める(50代後半以降)リスクを理解
- 年金という資産形成の性質上、リスクの高い金融商品を選ばない
- 手続き(確定申告、年末調整等)をキチンとしなければ恩恵が受けならない
- ランニングコスト費用を理解
- 国民年金基金連合会手数料 ⇒ 毎月105円
- 運営管理手数料 ⇒ 最安検討(0円目指す)
- 事務委託手数料 ⇒ 66円
おすすめのやり方、やらないほうがいいやり方
iDecoは自分で金融商品を選択する自己責任の資産形成、要は投資です。
定期預金など「元本確保型商品」で節税効果だけを狙う考えもありますが、これでは「増やす」という意味と運用益非課税効果の恩恵が受けれませんので、ある程度の覚悟は持ちつつリスクの低い金融商品で複利効果を狙いたいものです。
そういう意味で、もはやバイブルとなっている本を紹介します。
オオバンはこの本がきっかけで投資を始めました↓
リンク
とても読みやすくて、これまでの考えを改めてさせてくれる本です。
この本に書かれてあること
- お金を安全に持っておく
- 銀行には近づくな、ネット銀行証券とお付き合い
- 人類最大の発明は「複利」
- ちょっとリスクをとって運用する
- 投資信託でお金を増やす
- 素人が手を出していい金融商品
- お金の使い方
- 医療保険に入る必要がない理由
- 生命保険に入った方がいいかの検討
- 投資信託の実際の買い方
こんなことが書かれてあります
これを読めば、投資(iDeco)の運用について基本的なことが学べます。
やらない方がいい事、やった方がいいことがわかってきます。
iDeco運用でやらない方がいいこと
- 銀行窓口でのiDeco加入手続き
- 運営管理手数料が高いと思われるから
- 銀行都合の金融商品を勧められるリスクがあるから
- インデックス投資以外の金融商品の購入
- 30代でのiDeco加入
- 60歳まで資金拘束されるよりも、他に必要な使い道があるだろうから
- 50歳後半からのiDeco加入
- 退職予定がある方には不向きであると思うから
- 60歳になっても加入後5年は引き出しできないから
iDeco運用でやった方がいいこと
- ネット銀行、ネット証券の開設
- ネット銀行口座を作ってネット証券でiDeco加入
- 具体的には
- 住信SBIネット銀行で口座開設 + SBI証券でiDeco加入
又は
- 楽天銀行で口座開設 + 楽天証券でiDeco加入
がおすすめ
- インデックス投資運用
- 40代少し余裕が持てた方
まとめ
まとめ
- iDeco始める最適年齢は一般的に40歳代がおすすめ
- iDeco始めるのは
住信SBIネット銀行で口座開設 + SBI証券でiDeco加入
又は
楽天銀行で口座開設 + 楽天証券でiDeco加入
- 金融商品は
国内か海外の株式インデックス商品を購入
- 確定申告、年末調整で節税を有効に!
ちゃんと手続きして加入すれば、あとはほったらかし!
勝手にお金が増えてく・・・、はず、はず!
コメント