【家計管理簿記】やり方（エクセル編）手順１_勘定科目の設定

っと、いう記事のエクセル編です。

こういう方のために優しく解説します。

家計管理簿記って何？っという方はこちらから↓

前回までの家計管理簿記の基礎編（手書き編）はこちらから↓

では本題です。

仕訳帳入力ブレがないように、選択して入力できるようする方法で勘定科目を設定します。

勘定科目データ入力

「勘定科目」という名前のシートを作成します。

そして、ご家庭にあった科目をベタ打ちします。
ワタシは勘定科目の中分類という意味で分類列を作っています。

２段階プルダウンリストの作成と確認

今から行うことは、仕訳帳入力をラクにするためのものです。
集計では「文字ゆれ」（同じ言葉でも大文字小文字が違っていたりして表記が違うこと）がないことが必須です。
ですので科目入力は選択入力にする必要があります。

プルダウンリスト機能で、大分類の科目リストを選択して、選択したものに紐づく科目リストからさらに選択するといった２段階選択ができるようにします。

今作成している勘定科目シートで作成してみて、事前にきちんと機能しているかを確認しておきます。

大分類プルダウンリストの作り方

ベタ打ちした勘定科目設定表の枠外に、任意のセルを選択し（確認用なのでどこでもOK）
データ（メニュータブ）⇒入力規則⇒許可（リスト）を選択し
ソースに以下の範囲を入力します。
その後、OK

↓すると、こんなプルダウンリストができました。

科目セル範囲の名前設定

２段目の科目プルダウンリストを作る前段階で、科目セル範囲の名前付けを行います。

範囲を選択して、左上の名前ボックスに名前をベタ打ちします。
この時、確定Enterキーを２度ほどたたいて、確定します。
再度、同じ範囲を選択してみて、名前ボックスに入力した名前が出れば紐づけされています。

この要領で、負債、純資産、収入、費用、損益　の大分類と勘定科目を紐付けします。
後で勘定科目が追加できるように選択範囲は空欄含め長めに取っておくとよいでしょう。

参考までに、紐づけできる「名前入力」には、制限があります。
この先作業を進めていくうえで、「なんだかうまくいかないなあ・・・」
っという人は、ここを確認してください。

ほかにも、「数式」⇒「名前の管理」で、名前に関する編集ができますので、参考にしてください。

要は、一段目の選択肢と、範囲につけた名前が完全一致していないとうまくいきません。

（２段目）科目プルダウンリストの作り方

一段目と同じく、ベタ打ちした勘定科目設定表の枠外に、任意のセルを選択し（確認用どこでもOK）
データ（メニュータブ）⇒入力規則⇒許可（リスト）を選択し、ソースボックスに

＝ＩＮＤＩＲＥＣＴ（※）

と入力⇒「OK」

この時の※には、一段目プルダウンリストを作成したセル番地を入力します。

こうして６つの分類に関して紐づけされている科目が選択できるか、確認しておきます。

まとめ

1. シート名：「勘定科目リスト」を作成
2. 勘定科目を設定（ベタ打ち）
3. 一段目プルダウンリストのやり方理解
   • データ（メニュータブ）⇒入力規則⇒許可（リスト）⇒ソース
4. ２段目勘定科目の名前設定
   • 範囲選択⇒名前ボックスに名前入力
5. ２段目プルダウンリストのやり方理解
   • データ（メニュータブ）⇒入力規則⇒許可（リスト）⇒ソース
   • ソースボックスには、「＝ＩＮＤＩＲＥＣＴ（１段目セル番地）」
6. １段目、２段目のプルダウンリスト作成の確認

以上で勘定科目設定ができました。

さて、次回は「仕訳帳」のフォームを作成して、「月初貸借対照表」を作成してみます。

では、また！

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