【積立引当金】まずは、身の回りの値段を調べて「取り置きのお金」を決めてみよう!

~ 諸行無常 ~
形あるものはいつか必ず壊れる)

その時「自由になるお金」が減らないために・・・

将来必要になるお金について不安な人
将来必要になるお金について不安な人

将来必ず必要になるお金って、どうやって見積もるの?
そのやり方って、どうやるの?

まずは、日々の生活の中で、
みてさわって使用する1万円以上のすべてのものを
リストアップするところから始めます。

実例、ワタシの積立引当金↓

解説します。

みてさわって使用する1万円以上の身の回りの物

まずは金額の欄、みてさわって使用する1万円以上の身の回りの物をリストアップします。
1万円という線引きにこだわる必要はありません、自身で管理しようと思うものをリストアップすればいいのです。

ワタシの場合は、物以外に必ずかかる費用として税金や車検費用なども入れています。

具体的に・・・

積立引当金のやり方
  1. 将来必ず必要となる管理したい項目をリストアップ
  2. 購入金額又は将来かかる費用設定し金額を記入
  3. 購入時期を開始月として、耐用年数を設定し、終了月を記入
  4. 耐用年数×12で期間月数を算出
  5. 金額÷期間月数で毎月積立必要額を算出
  6. 当月(現在時点)を基準月として経過月数を算出
  7. 経過月数÷期間月数で進捗率を算出
  8. 基準月における積立必要額を記入
    • 進捗率100%なら満期なので積立完了として記入しない
  9. 毎月積立必要額×経過月数で積立総額を算出
    • 進捗率を金額で算出
  10. 毎月積立必要額の合計(最大値)
    • ここは参考数値として算出
  11. 基準月積立額の合計
    • ここが毎月の必要積立額となる
  12. 基準月積立総額
    • この金額が基準月における「取り置き」が必要になるお金の総額となる

この表を「じー…」と、にらんで思案する

ワイフから家計に関する全権移譲を受けたのが5年前、創意工夫を凝らして家計管理をおこないながら、この表にたどり着いて、

「じー…」っとにらんで固まっておりました。

現状の生活を維持し、「自由になるお金」を順調に成長させていくには、

当月時点で積立総額の合計金額を取り置いておかねばならない」 

っと、いうことになるからです。

振り返ってみると、この辺からワタシの生活習慣がかわったような気がします。

まずはこの「取り置きのお金」を資産として確保すること、

これが「自由になるお金」、つまり家計の健康体力バロメーターの出発点なんだ!

っと、いう認識で必死にもがいておりました・・・。

「取り置きのお金」は【積立引当金】として負債で管理

このやり方はいろいろ応用できます。
教育費や、家族旅行の積立、サブスク支払いの管理なんかにも使えます。

そしてこの「取り置きのお金」は【積立引当金】として【負債】で管理しますが、このやり方、処理のしかたは、後々、解説いたします。

エクセルで作れば超簡単_付録/エクセル関数

この表をエクセルで作れば、「項目」「金額」「開始月」「終了月」の設定入力だけしてやれば、基準月入力するだけで超簡単に当月の表が出来上がります。
付録としてご紹介します。

表の各セルの位置関係(行列)だけ同じように作ってください。
(勘定科目はB3セル、っといった感じで・・・)

E2、E4、F4 ⇒ 各それぞれのセルにカーソルを合わせて右クリック⇒セルの書式設定⇒数値タブ⇒日付カテゴリー⇒yyyy年mm月に設定 
※ここのセルの入力は、”2024/2”のように入力⇒そうするとyyyy年mm月表示

以下の各セルに、イコールを含む内容をコピペ入力

G4 ⇒ =DATEDIF(E4,F4,”Y”)+1 
H4 ⇒ =DATEDIF(E4,F4,”m”)+1
I 4 ⇒ =D4/H4
J 4 ⇒ =DATEDIF(E4,$E$2,”m”)+1
K4 ⇒ ここは右クリック⇒セルの書式設定⇒数値タブ⇒パーセンテージにしてください
    =IFS(AND($E$2>=E4,$E$2<=F4),J4/H4,F4<=$E$2,”満期”,TRUE,”×”)
L 4 ⇒ =IF(K4=J4/H4,I4,”-“)
M4 ⇒ =IFS(AND($E$2>=E4,$E$2<=F4),L4*J4,F4<=$E$2,D4,TRUE,”×”) 

後は作成した行を選択しドンっと、ドラグ&ドロップするとササっと出来上がります。


「取り置きのお金」が管理できれば、
「賢くお金を使っている」、っという実感がわいてくるはずなんだけどなあ・・・。

では今回はこれにて!

★ ★ ★

ー 目 次 ー 【家計管理のススメ】

(目次の内容は変更になることがあります)

はじめに

  1.  お金を管理してみよう!
    1.  【家計管理】とは⁉_家計簿とは違うんです!
    2.  お金に関する「わからない?」6つの不安を解説します!
    3.  一番知りたいのは、今、「自由になるお金がいくらあるのか!」_でしょ?
    4.  【積立引当金】まずは、身の回りの値段を調べて「取り置きのお金」を決めてみよう!
    5.  【自由になるお金】算出のポイントは資産と負債の考え方!
  2.  さあ、はじめよう!【家計管理】_まずは手書きでやり方を理解する
    1.  【家計管理簿記】って何?_基本的なやり方、考え方_5つのポイント
    2.  【手順1】勘定科目を設定する
    3.  【手順2】開始貸借対照表を作成する
    4.  【手順3】仕訳帳を作成する
    5.  【手順4】精算表を作成する
    6.  【手順5】家計管理グラフを作成する
  3.  家計を管理する!_ケース事例
    1.  【自由になるお金】とは?資産についての考え方_ケース事例
    2.  【調整負債金】将来必要になるお金は【負債】で管理する
    3.  【積立準備金】将来必ず必要になるお金_積立のやり方
    4.  成長を続けなければいけない!_【自由になるお金(純資産)】 
  4.  エクセルでオリジナル【家計管理簿記】ソフトを作ってみよう!
    1.  家計管理で学ぶエクセル関数_実は簡単⁉
    2.  超簡単に仕訳帳を作成する準備
    3.  仕訳帳から自動計算で精算表を作成する
    4.  精算表から自動計算で貸借対照表を作成する
    5.  貸借対照表にへそくり要素を加えれば、思わず「ニヤリ⁉」
  5.  【家計管理】で生活を変える_実践編
    1.  人的資本を考慮して【負債】を考える?_人それぞれの家計管理とは?
    2.  【負債】に入れた取り置きのお金【積立金】を戻す方法_【戻入】勘定
    3.  家計簿の内容は【無料アプリ】にお任せ
    4.  エラーが出たときの修正ポイント
    5.  毎月行うルーティーン化で、作業の定着化

あとがき

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