とりあえず「勘定科目」を設定してみたわ、
次は何をしたらいいの?
早速、本題です。
とても大切なイメージ図の青破線のところです。
【資産】の洗い出し
では、まず資産の洗い出しから始めます。
前回勘定科目を設定した【資産】の勘定科目すべてについて、
仕訳帳という帳面を使って月末における状況を記入してみてください。
【資産】なのでポジションは借方(左側)に記入します。
例えば、こんな感じでしょうか・・・。
金額は適当に入れたので根拠はありません。
【負債】の洗い出し
次に負債を洗い出してみましょう。
【負債】なので貸方(右側)に記入します。
例えば、こんな感じでしょうか・・・。
【純資産】の算出
簿記という技術の基本は「借方」と「貸方」の合計は、必ず一致するということ!
なので、
借方の小計(検算) = 貸方の小計(検算) っと、いうことになります。
まず最初に貸方の小計に借方小計同額の7,258,500を記入し、
貸方合計がその金額に一致するように純資産額を記入します。
そして、区切りとして赤線などで線引きします。
このご家庭の【純資産】自由になるお金は 1,209,400円 だということがわかりました。
【積立引当金】を計上しているので「自由になるお金」の純度は高いといえます。
【開始貸借対照表】を作成する
さて今回の目的、開始貸借対照表を作成します。
各科目のあたまの数字ごとに集計をします。
これです。
たったこれだけ?
そう!
たったこれだけ!
シンプルイズベスト!
これをわかりやすくグラフにしてみます。
これがこの家庭の今現在の家計体力!
家庭環境に応じて、この純資産1,209,400円をどう見るのか?
ここを思案するのが【家計管理のススメ】なのです。
グラフの原紙です↓、グラフの目盛などは【自分流】でアレンジしてください。
我が家の「自由になるお金」は1,209,400円か~、
でも負債額(借金)が大きいなあ、、、
そう!
この1,209,400円は「借金を計画通りに返済する状況下」という条件が付きます。
純資産額が借金額を上回るところまで、年齢に応じて「あとどれくらい働ける時間が残されているか」を検討しながら、この「自由になるお金」をみていくことになるでしょうね…
次回は【仕訳帳を作成する】
とても大切なイメージ図、
今回で現在の家計体力がはっきりしました(青破線)。
次回はいよいよ赤破線の部分、
生計活動を帳簿に残して損益を算出する技術、簿記の本題である【仕訳】についてです。
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