富士登山_意気消沈の帰り道
気を取り直して箱根観光してみる
天気には恵まれなかったけれど
息子と飲めたし
終わり良ければすべてよし!
こうして富士登山計画が終わった
令和6年7月11日 声をかけてくれた心優しい女性と相乗りしたタクシーが御殿場駅に着きました。
女性の連れと3人、少しだけ割り勘以上のタクシー代を支払って、
丁重にお礼を言って、「また、どこかで~!」なんて感じでお別れした後、
「ああ、富士登山が終わったんだー」
こんな思いにすごく駆られて、何とも言えない気持ちで駅のベンチに20分ぐらい座っておりました。
夢にまで見た富士山には来ることができた。
山頂にも立つことはできた。
壮大な景色、環境に身を置くこともできた。
だが、山頂からの景色は見れなかった。
一歩間違えば、死んでいたかもしれない。
家族に心配かけてしまった。
「深ーい、反省」を余儀なくされた。
いろんな思いが頭のをグルグル回っています。
ベンチを立つ頃はもう富士の山を探すことはしませんでした。
さて、次の旅程だ!
旅程の変更
本当は御殿場駅で「箱根フリーパスチケット」を購入して、箱根にバスで直行する予定だったのですが、ここでも荒天の影響を受けます。
チケット売り場で、
「今日は、ロープウェイも、船も動いていませんよ、お得感がないかもしれませんね・・・?」
そんなこと言われて「どうします?」って聞かれたら、あきらめるしかありません。
電車に切り替えて旅程を変更します。
温泉で癒された_身と心
小田原経由で箱根湯本に着いたのが13時頃、
まだまだ、時間はたっぷりあります。
「今日は、欲張らずにゆっくり温泉にしよう・・・」
箱根湯本から歩いて行ける「天然温泉 和泉」に行くことにしました。
それにしても、箱根って、なんか、雰囲気あるなあ・・・
「天然温泉 和泉」さんは、設備は新しくはないけれど、昔ながらの日帰り温泉って感じでとてもゆっくりできて、身も心も癒されました。
それにしても、朝、富士山8合目にいたなんて、信じられない気分です。
今日はおとなしく、早めにホテルに帰ろう・・・。
箱根の2日目
よし、切り替えた!
翌朝早々にフリーパスチケットを購入し、貪欲に乗り物に乗ることにしました。
早朝と雨天ということもあって、待ち時間ゼロのストレスフリー、
一通り乗り物に乗って箱根湯本駅に戻ってきたのは14時頃でした。
もっとゆっくりすればいいのですが、雨天というのもあって、
それから夕方には息子と食事の予定もあって、箱根湯本まで帰ってきました。
ここから、箱根で一番楽しみにしていた温泉、「天山湯治郷 ひがな湯治天山」に向かいます。
温泉でさっぱりした後、静かで広々とした清潔感ある館内で、極上のひと時を過ごしました。
箱根に来た時には、必ず立ち寄りたいところ、っという位置づけです。
富士登山旅行最後のイベントは「息子と飲み」
心と体を洗い清めた感覚で箱根を後にして、とうとうこの旅行最後のイベント「息子との飲み」のために横浜に向かいました。
こんな都会で息子と酒を酌み交わすことができる幸せに感謝です。
そりゃまあ、財布の紐も緩みますわなあ・・・。
この後、「キリン直営店でビールの鮮度が違う」という息子の紹介でもう一軒行って、おなかパンパンのビール腹で帰っていきました。
こうして富士登山旅行が終了した
4月に思い立って3か月間計画した富士登山の旅はこうして終わりました。
富士登山は不完全燃焼でしたが、「命あるだけで丸儲け」、
霊峰富士には再チャレンジを誓って山を後にします。
鎌倉、江ノ島、箱根、そして横浜、ありがとう。
そして、息子よ、元気でな!
帰りの飛行機でも、どうしても富士山を探してしまうんだよなあ・・・。
おしまい
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